こんにちは!
りゅうです!
初日のテーマは”月次”です。
月次というのは
経理部に配属されたら
絶対に行う業務です。
おそらく1年の半分は
月次をやっている
なんていう人も
多いのではないでしょうか?
ですから今回は
✔そもそも月次ってなに?
✔月次ってどんな手順でおこなうの?
といったところを
まだ経理部に配属されて
いない人でも分かるように
丁寧に説明していきます。
ですのでしっかりと
最後まで読んで
月次とは何かを
理解してくださいね。
そもそも月次ってなに?
経理部で働いたことの
ない人にとっては
「そもそも月次ってなに?」
と思うかもしれませんね。
ですからまずは
月次とは何かについて
説明していきます。
月次とは一言でいうと、、
「毎月の会社の成績表を
作成すること」です。
会社では日々
✔商品を仕入れたり
✔商品を売ったり
✔社員に給料を払ったり
様々な取引が行われています。
これらの取引をまとめて
1か月間で会社が儲かったのか
それとも損をしたのかを
評価してあげるのが月次です。
ですから月次というのは
退屈なルーティンのように見えて
経営判断の元となる
大切な業務だったんですね。
そしてこの月次を
主として行う部署が
経理部ということです。
月次のながれ
では次に月次の流れを
説明していきます。
月次はまず各部から
取引のデータを貰うところから
はじまります。
取引は常に現場で
起きていますからね。
その証憑を集めるのが
最初の仕事です。
どのような形式で受領するかは
会社によって違いますが
✔証憑のみを受領して
伝票起票は経理部が行う
というパターンと
✔伝票と証憑をセットで
提出してもらい、経理部が
伝票の適正性を確認する
という2パターンが
主流だと思います。
これについては
どちらの方が優れている
といったものではなく
業種や組織体系によって
最適解は変わってきますので
それぞれの会社にあった方を
採用すれば良いと思います。
どのような形であれ
経理部に1か月分の取引の
情報がそろったら
今度は経理部内でデータを
合算・集計し成績表を作成します。
これがいわゆる財務諸表と
呼ばれるものですね。
一般的には損益計算書(PL)と
貸借対照表(BS)の2つを作成します。
損益計算書(PL)は一定期間の
営業成績を示す成績表。
貸借対照表(BS)は期末時点の
財政状態を示す成績表です。
これらの成績表については
今度別記事でしっかりと
説明していきたいと思いますので
今回は経理部が毎月の
会社の成績表を作成する
ということをしっかり
覚えておいてください。
成績表はなにに使うの?
成績表が出来上がったら
経営陣はそれをもとに
会社の状態を判断します。
会社には予算や見通し
と呼ばれるものがりますから
これらと実際の成績表を比較して
計画通りに事業が進んでいるかを
判断するんですね。
そして計画から大きな
乖離(かいり)が出ていれば
その原因を追究して早急に
次の一手を打つことになります。
ですから経理部が月次を
間違えてしまったり
スケジュールが遅れて
しまったりすると
誤った経営判断に
繋がる恐れがあるので
経理部の責任は重大です。
経理部が毎月
行っている”月次”は
会社の成績を定期的に確認する
健康診断のようなものなのです。
まとめ
いかがでしたか?
今回は経理部が一番
時間を費やす業務である
”月次”について説明をしました。
最後にもう一度まとめると、、
✔月次は会社の成績表を
作成する業務
✔経理部は各部から取引データを
集めて成績表を作成する
✔成績表をもとに経営陣が現状を
把握し次の一手を決めていく
ということでしたね。
月次の業務をやっていても
目の前の作業しか見えていないと
「なんか面倒だな…」
「面白くないな…」
と思う事もあるかもしれませんが
全体像を把握すれば
会社の運営に必要な業務を
やっていることがわかります。
「私は会社の成績表を
つくっているんだ!」
「私が作成したものは
経営判断に役立っているんだ!」
そう思いながら月次業務に
取り組んで頂ければと思います。
それでは最後に今日のワークです。
以下の〇〇にはいる言葉は
なんでしょう?
4つの選択肢から選んで
回答してくださいね。
記憶を定着させるために
必要なことはアウトプット
することです。
最後の一押しを面倒くさがらずに
やってみてください。
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