こんにちは。
りゅうです。
前回までは3回にわたって
仕事の進め方について書いてきました。
✔パレートの法則
✔四象限マトリックス
✔ECRS(イクルス)
など普段使わない単語が
出てきましたが覚えていますか?
もし忘れていたら第7話~第9話を
もう一度読んでみてくださいね。
さて、、
今回は仕事の進め方と一緒に
もうひとつ覚えてほしいこと
についてお話をしていきます。
それは仕事が出来る人は必ず
やっているであろう〇〇についてです。
この〇〇をすればあなたも
社内で一目置かれる存在になります。
上司や同僚にも頼りにされ
自分を起点に仕事が
進んでくようになるでしょう。
そうすれば当然昇給や昇格の
チャンスにも恵まれますし
転職することになったとしても
引く手あまたになるはずです。
あなたを会社の中心人物に
のし上げてしまう〇〇を
今日しっかりと理解し
実践してみてくださいね。
〇〇の正体
ここまで隠してしまって
すみません。
それでは早速〇〇の正体を
発表しますね。
仕事が出来る人が
行っている〇〇とは、、
シミュレーションです。
これはつまり未来を推測する
ということですね。
「このまま物事が進んだら
将来どんなことが起こるだろうか?」
「このまま物事が進んだら
何がネックになるだろうか?」
このように仕事が出来る人は
常に未来を推測しながら
仕事をやっているのです。
例えばAさんの会社では
これから年度決算がはじまる
ところだとします。
このときAさんは頭の中で
年度決算のシミュレーションをし
このまま決算に突入したら
どんな問題に直面するかを
先読みするのです。
そしてもし、、
「このまま行ったら4月10日あたりに
複数の業務が集中して
さばききれなくなるな」
と思ったら事前に出来るところを
徹底的に先取したり
まわりの人と業務を交換したりして
事前に問題を解決します。
また、
「このまま行ったら〇〇の業務は
誰もやらないだろうな。」
「そうしたら次のフェーズに
進むのが1日遅くなっちゃうな」
と感じたら、その業務を誰がやるかを
決めるべきだと問題提起し
業務が宙ぶらりんに
なるのを防ぐのです。
このように仕事の出来る人は
未来を想像しながら
「今やるべきこと」を
決めていきます。
要するに未来からの逆算
という視点を持っているんですね。
この視点を持っていれば
当然まわりの社員よりも
潜在的な問題を発見する
スピードが速くなりますし
それに対応するための
一手を打つのも早くなります。
そうすれば結果として
組織内の仕事は
Aさん中心にまわっていく
ことになります。
事前の一策は事後の百策に勝る。
これは孔子の言葉ですが
この格言は仕事においても
当てはまります。
シミュレーションを習慣化して
未来を想像する力を養い
問題が表面化する前に
一手を打てるスピード感を
身につけていきましょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回は仕事が出来る人が
やっていることとして
シミュレーションの大切さを
説明してきました。
簡単にまとめると
✔仕事が出来る人は習慣的に
シミュレーションをしている
✔シミュレーションをすることで
潜在的な問題をいち早く察知できる
✔誰よりも早く手を打つことで
仕事が自分を中心にまわり始める
ということでしたね。
当然未来を予想して
事前の一手を打つことは
簡単な事ではありません。
ですが経営者をはじめ
「仕事が出来る」と言われる人は
必ずと言っていいほど
未来からの逆算思考を持っています。
このコラムをとおして
何度も言い続けていますが
大切なのは「考える」ことです。
深く考えず目の前の仕事を
ひたすらやり続ける方が
楽なのは分かりますが
「考える」ことから
逃げてはいけません。
せっかく大きな脳を
持って生まれてきたのですから
与えられた資産を
最大限活用して
仕事の成果に
結び付けていきましょう。
今回はここまで。
次回からはこれも仕事を
進めるうえでの必須能力である
対人スキル、人材マネジメント
についてお話していきたいと思います。
それではまた次回お会いしましょう。
りゅう
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